対話

若手の勉強会、Youth Salonの広がり

2017年10月、神奈川県歴史教育者協議会の若手を中心に、Youth Salonという学習会が発足しました。 35歳未満という年齢制限のもと、学生と若手教員が勉強会を始めたのです。 すると、2018年2月には埼玉Youth Salonが発足(発起人は私でした)。 そして、今年2…

憲法の大切さを生徒に・・・とか言うけれど

「生徒が皆、日本国憲法は大切だ、9条を守ろう、と思えば授業は成功なんですか?」 とは、2016年の歴教協全国大会の分科会で私が投げかけた疑問です。 ※全国大会の分科会とは、各ジャンルごとの授業実践の報告会。上記の疑問を投げかけたのは、分科会の最後…

「共感できる内容」の罠〜イブン=ハルドゥーンに学ぶ〜

「歴史教育への批判を現役歴史教師にぶつける会」などの開催でお世話になっていた勉強会では、以下のような感想が禁止されていました。 「勉強になりました」 「考えさせられました」 いずれも、何がどう勉強になったんだよ、何考えたんだよ、と言いたくなる…

「今日は皆で左翼教師を批判しましょう!」

先日ブログ記事に書いた「歴史教育への批判を現役歴史教師にぶつける会」について、 少しコメントしておきたいと思います。 これは、2015年9月26日(土)に浅草橋の某所で行なった勉強会です。 当時安保法制をめぐって賛成派・反対派の激しい応酬が行われてい…

「対話」って何?キレイゴト?

「対話からひらく未来」なんてテーマを聞くと、「対話から未来がひらける?キレイゴト言うなよ!」という声も聞こえてきそうです。そりゃ、対話すれば未来がひらける、というのなら、誰もそんなに苦労はしませんよね。 それに対する反論ができるとすれば、「…